遅くなりましたが、本年もどうぞ宜しくお願い致します。
新年一発目の買い物というタイトルの通り、Vintageのアコースティックギターを購入しました。

1957年製 「Gibson LG-3」 です。

昔からアコギ好きで、何本か所有していますが、50年代製はお初。
古着でも言えることですが65年前のギターをさわれるってなかなかロマンチックです。

ブルースマンや、ジャクソン・ブラウンなどのシンガーソングライターにファンが多いLGシリーズ。
Gibsonのアコギで代表的なモデルJ-45と比べると、ボディサイズがコンパクトなのが特徴。
コンパクトながら鳴りは素晴らしく、ギブソンらしい泥臭さがたまりません。
ピックガードも年式により異なりますが、50年代後期にみられるラージピックガードがまた渋い。
長い年月で仕上がった雰囲気に一目惚れしました。

Gibsonのアコギは、全く同じ作りでもカラーによりモデル名が変わります。

サンバーストのJ-45、ナチュラルのJ-50という具合。
今回購入したLG-3はナチュラル、同型でサンバーストのLG-2というモデルもあります。
ナチュラルは木目の綺麗な材を選定し制作していたことから、当時から価格も少し高かったようです。
因みにJ-45は1942年の発売当初は$45、J-50は$50で販売されていました。
販売価格をモデル名にする発想がなかなかアメリカンですね。

 

ヘッドのロゴも年代により微妙に変化しています。

 

ギターは素材となる木の種類により音色も様々。
おおまかではありますが60年代以前のギターでしか使われていない木もあります。有名なところではハカランダ（ブラジリアンローズウッド）。
ブラジル政府による輸出規制等でその後、使えなくなってしまったんですね。
少しマニアックになりましたが、ギターに興味がある方はぜひVintageも候補に入れてみてください。
一生の相棒になりますよ。

因みに僕がよくチェックするギター屋さんは
恵比寿「ドルフィンギターズ 恵比寿店」（Standard Californiaからすぐ！）
お茶の水「WOODMAN」

よかったらぜひ。