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YOSHI

語り継がれる名作シューズ

2021.12.09

スニーカーの販売に携わっていた90年代、空前のNIKEブームで、それまでCONVERSやVANS、ADIDASばかりだった私の足元にもNIKEのスウッシュがやってきた。

ローテク好きだった私はNIKEならコルテッツかブレーザー。 
仕事がら手に入りにくいスニーカーも買えるというのに、エアマックスにも全く興味なし。
そんな私が衝撃を受けたのが1989年にスタートしたNIKEのACGシリーズだった。

今までのNIKEとは一線を画すナイキ初のアウトドアブランド。
あの三角のACGロゴがなんともかっこよく心奪われたのです。

そんなACGの中でも、とりわけ好きだったのが1991年に発売されたエアモワブ。
ナイキ副社長にして、エア マックス、エア ジョーダンの生みの親である凄腕デザイナー「Tinker Hatfield」デザインによる名作シューズ。

シュータン一体構造のハラチフィットシステムを採用した近未来的なデザイン。
配色がとにかくカッコ良くて、さらに履き心地も抜群で、当時は街にも冬山に行くときにも愛用していました。

そんなエアモワブ誕生から30年、6年ぶりにオリジナルカラーの復刻モデルが発売。
それに合わせてオリーブグレー/ブラックというカラーも発売されるという事で、新色ゲット致しました!!

色がブラックに変わるだけでグッと今っぽい。

アウトソールの斑点模様も好きなディテールの一つ。
1991年誕生とは思えない程、今のモデルと遜色ないデザイン。

当時はハイテク感満載だったヒールの雰囲気もカッコいい。

今回の復刻モデルは若干改良されているようで、履き口部分の前後にループが付いて履きやすくなっているそう。
そして、オリジナルには無かったハラチロゴパッチとつま先にはスウォッシュも入っていました。

個人的には履きやすさよりもオリジナルに忠実な方が嬉しかったりするのだが、まぁそこは我慢。

久しぶりに履いて実感。
若干の仕様変更はあるけれどエアモワブはやはり名作シューズだったと。

今の時代にもすんなりと馴染むこの雰囲気、スウェットパンツ合わせに最高です。

何より、1日立っていても疲れない。
仕事柄コレ重要。

そうそうACGといえば、1988年にACGの先駆け的存在として発売されたエア マグマ。
ブラウンのスエードボディに赤のシューレースが最高にかっこよくて大好きなんです。

だからこの流れを汲んだACGに魅了されるのは、当然の流れなのかも。

ということで、久しぶりにエア マグマも履こうかと引っ張り出したら、まさかの空。

いやいやいや、どういうこっちゃ。
私のエア マグマどこ行った~泣。

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